鳥取大学医学部*保健学科*看護学専攻

看護の日々の活動を紹介します

南前恵子先生 退職記念講演会  

2月18日に今年度3月で退職となる南前恵子先生の退職記念講演会が行われました。

会場には多くの教員や学生来場し、来場できない学生はオンラインで聴講しました。

「看護 ~変わるもの 変わらないもの~」をテーマに

南前先生が看護師として働き始められたた当時の様子

教員として鳥取大学に赴任されたときのことなど、

南前先生が歩んでこられた看護師・教員としての歴史が学生へのメッセージとともに伝えられました。

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3年次 看護の統合:オンライン授業

令和3年2月8日から18日まで「看護の統合」がオンラインで行なわれました。

今年度初めての試みでしたが、eラーニングシステムmanabaのプロジェクト機能、アンケート機能、レポート機能とGoogle meetを組み合わせて実施しました。

はじめに、実習で経験した場面の臨床判断プロセスを振り返り、自らの特徴や傾向、課題を明確化しました。

次のステップでは、ロールプレイによって適切な臨床判断に基づいた看護援助を提供する能力を強化するトレーニングを行いました。

最終ステップでは、臨床判断に関する課題の整理と能力獲得方法をグループでまとめ発表し、全体で学びの共有を行いました。

リモートによる制限のある中ではありましたが、目標達成に向けて学習に取り組み、多くの学びを得ることができました。

今回の学びを次年度へとつなげていきます。

応援よろしくお願いします!

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「4年生 国家試験に出発です」

2月11日(木・祝日)青空が広がり暖かい日差しの中、4年生が国家試験出発を迎えました。助産学専攻の学生は1日早く試験があるため、一足先に広島入りしています。

助産師2月11日(木)、保健師2月12日(金)、看護師2月14日(日)の試験に向けて、コロナ禍でも感染予防をしながら、コツコツと努力を積み重ねてきました。4年生みんなの心に桜が咲くように、米子キャンパスから大きなエールを送ります。

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学内実習でも工夫して楽しく学べました!2020秋期の在宅実習紹介

在宅看護学実習では、通常であれば、訪問看護師に同行し、在宅で療養されている方の生活の様子や、看護ケアをみて学ぶことができます。しかし今年は、感染状況をみながら、ほとんどの実習を学内実習に切り替えることになりました。

実習室に「模擬療養者の家」を教員がつくって、学生はその家を一人で訪問し、療養者(教員)の状態を観察して、看護ケアを実践することに、挑戦しました。

一人で訪問して一人でケアをするというのは、通常実習ではできませんので、新しい試みでした。学生の学びを一つ紹介します。

訪問時間は本当にあっという間、その時間内にできることには限りがある。家族はもちろん、色々なサービスと情報共有することが、本当に大事だと体験して初めて分かった!

 

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模擬療養者の家の様子 写っていませんが、散らかってます。

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訪問の振り返りをしている様子。小グループで、窓は解放してます。

小児家族看護学実習の様子 ~オンライン実習の様子~

小児家族看護学実習は年内12月中旬まで病院での対面実習です。しかし、2020年はコロナ感染症拡大第3波真っただ中な12月でしたので、実習を対面からオンラインに切り替え実習を行いました。

オンライン実習の一部において、倫理観を育成する目的で、小児病棟で倫理的な葛藤が生じやすい場面に対する事例検討を行ったうえで、病棟内の倫理カンファレンスにオンラインで参加し看護師の方と意見交換を行いました。また、多職種連携を学ぶ目的で、病棟で退院支援看護師として活躍されている方から活動内容について教示いただき、子どもや家族が家庭で安心して過ごすための看護師の役割について検討を行いました。

 

これらの実習内容について、学生の学びのいくつかを紹介します。

「付き添いを行う母親の健康を損なわないように、母親の体調の観察なども行っていく必要があることがわかった。」

「付き添いを行うものの身体的・精神的な負担は大きくなるため、気遣う声がけを行ったり、休息できる時間を設けたりすることで、信頼関係を構築し、小児へのより良いケアに繋げることができるのではないかと考える。」

「本人の気持ち、思いに合わせたケアであるためには、子どもだからと言って思いを聞くことや説明をすることをおざなりにしてしまうのではなく、どうしたいのか、どう思っているのかを寄り添って聞く姿勢が大切である」

「対象によっては成人への移行が難しいという課題が生じているが、事前に親やその子に対し、どのように成人へ移行していくか、支援を早期から行うことが重要であり、小児看護では長期的に、本人だけでなく、家族への支援が重要であると学んだ。」

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成人・老人看護学講座 課題研究発表会

成人・老人看護学講座では12月7日に課題研究発表会を行いました。
新型コロナ感染拡大防止のため、今年はオンライン開催となりました。
この1年間論文作成に向けて準備をしてきた成果を発表しました。
今年度は3つのグループが研究発表を行いました。質疑応答は学生間で活発なやりとりがありました。
研究を進める途中、ゼミ生同士集まることも難しい時もありましたが、みんなで励ましあいながら頑張っていたようです。

卒業後も、この経験を活かしてくれることと思います。

 

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助産専攻コース

 

助産専攻コースは例年、3年生と4年生の講義を行います。
4年生は助産実習終了し、課題研究も終盤にかかった時期です。
3年生は領域実習の中盤です。
4年生は実習を経て習得した集団指導(母親学級)と分娩介助技術を3年生に概説しながら披露します。今年の4年生の助産実習は新型コロナ感染第2波の中での実習でした。

実演の様子をスマホで録画する学生やメモを取る学生など皆熱心に先輩の説明や技術を学んでいきます。
4年生も就職を前に、手慣れた技術とチームワークで実践していきます。
これらが終了した後は4年と3年で情報交換をします。実習に向けての心構えや、学習の準備など失敗談も交え、就職活動のこと、新型コロナ感染症対策のことなど沢山の情報を交換しました。

あと、4か月で4年生は医療現場へデビューします。思い返すと、大変なことも沢山あった今年の実習でしたが、学生同士力を合わせ助け合いながら、また感染対策で大変な中、熱心に指導くださった臨床指導助産師の皆様の励ましがあったからこそできた実習でした。
また、実習中にも先輩たちが沢山のエールを送ってくれました。
来年度もまた、3年生はこの先輩たちに支えられ、立派に助産師への道を歩んでいくことでしょう・・・

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