2年次老年看護学演習:高齢者疑似体験
老年看護学演習の授業で、高齢者疑似体験をしました。
ゴーグルを装着することにより、周辺視野の欠損、白内障による視覚機能の低下を再現し、
両手首に1㎏、両足首に2㎏のおもりを付けて負荷をかけることにより、腕や脚の筋力の衰えを体験しました。
背部には、プロテクターで姿勢を制限することにより、加齢に伴う前かがみの姿勢や、
肘や膝を拘束具で固定することにより、緩慢な動作を体験しました。
指関節を装具で固定することにより、手先を不自由な状態を再現し、巧緻性の低下を体験しました。
学生の学びをほんの一部ですが、紹介します。
視野が狭いため恐怖感が強く、周囲の人に助けてもらいたい気持ちになりました。
姿勢が悪いことや、両肘、膝関節が全然曲がらず立位や歩行バランスがとれませんでした。両手首、足首には重りを付けていて普通に歩行をしていてもすぐに疲れました。
高齢者の生活を実体験することができ、高齢者の特徴の理解に役立ちました。とても貴重な体験でした。
今回の学びを、来年度から実習で活かしていけるよう努めます。
コロナ禍にあっても一同がんばっています!
応援よろしくお願いします!