鳥取大学医学部*保健学科*看護学専攻

看護の日々の活動を紹介します

江府町 下安井集落で恒例の『蕎麦打ち』

少し前の報告になりますが、1月26日に江府町の下安井集落で恒例の『蕎麦打ち』に学生さん(3年生)と教員とで参加してきました。大雪の後のとっても寒いでした…。

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下安井集落では、過疎地看護演習や統合実習で入らせていただき、活動の2年目を迎えます。集落の皆さんには大変お世話になっており、すっかり顔なじみです(*^_^*)

 

今回は、「集落の行事に参加して、自分たちの暮らしを知ってもらいたい、若い人と交流したい」と集落の皆さんからお声をかけていただきました。

 

蕎麦打ちは学生さんも教員もみんな素人だったので、集落の方を先生に一から教えていただきました。

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「肘は曲げずに、肩から押すような感じで~」とのご指導も、初めはコツがつかめず、身体が思うように動かず、そして30分もこね続けるとのことで、途中、交代しながら息も切れ切れに…(翌日、筋肉痛になる程です)。

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そして、こね上がった蕎麦を今度は麺棒で薄く伸ばし、最後は蕎麦切りですが、蕎麦包丁が思うように扱えず、まるできしめん?のような蕎麦ができあがりました~(笑)。

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打ち立て蕎麦を茹でて、いよいよ実食です。

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『美味しい~(゚∀゚) )』

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区長さんからも『はじめは、どんな蕎麦を食べさせてもらえるだろうかと心配していたが、これまでで一番美味しい蕎麦だった…。』とお墨付きをいただきました。

蕎麦粉も集落の方が栽培されたもので、その土地で採れたものをその土地でいただくという贅沢な一品でした。

 

蕎麦をいただいた後に、今度は蕎麦粉と水を鍋で火にかけながら練って作る、『蕎麦がき』も教えていただき、これも最高の出来栄えで美味しかったです。

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また、当日参加された役場の保健師さんと共に、下安井集落の皆さんに3年目の健康づくり活動についてのお願いもさせていただきました。

 

年越し蕎麦の由来には、「一年の災厄を断ち切る」などの意味があります。二月の節分の頃は、「清めのそばを食べて清々しく立春を迎える」という意味があるそうです。

気持ち新たに今後の活動も継続し、その様子を随時報告していきますね。